IT系の資格として有名な「基本情報技術者試験」。
スキルアップ・ITリテラシー向上のために取得したいが、どう勉強したら良いか分からない。
今回はそんな人のために、
IT未経験だった筆者が、「基本情報技術者試験」に合格した勉強法をお伝えしたい。
◎この記事で分かること
✓ IT未経験者が、「基本情報技術者試験」に合格するための勉強法
✓ 資格取得に必要な勉強期間
✓ おススメの参考書・学習動画
学習方法
勉強期間は、約3か月程度(0からの知識インプット+過去問演習)。
長いように感じるが、毎日みっちり勉強したわけではなく、
余力のある日に1~2時間やったりやらなかったりという感じであった。
※試験結果は、7割ちょっとくらいの点数で合格であった。
平日1時間・休日3時間程度を毎日勉強できれば、
2か月程度でも合格できると感じた。
<参考書>
・かんたん合格 基本情報技術者教科書
知識のインプットに使用。
ITの基礎知識が、初心者向けに非常に分かりやすく説明されている。
これ一冊あれば知識面では問題ないはず。
※ただし、プログラミング等の説明は無いため注意。
・うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]
アルゴリズムの問題演習用のために購入。
基本情報技術者試験のアルゴリズム問題は、配点が高いくせして難しい。
アルゴリズムが壊滅すると一気に合格から遠ざかってしまうので、
弱点補強を目的として使用した。
・基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
過去問が盛りだくさん。約20回分の演習がこなせる。
基本情報技術者試験は、午前試験の約40%は「過去問と同様の問題」
が出題される。(https://studying.jp/kihonjoho/about-more/kiji-9.html)
過去問が完璧になれば午前試験はまず通るため、絶対にやっておくべき。
<e-learning>
・Java超初心者でも大丈夫!挫折させないJavaプログラミング講座~基礎固め編~
(https://www.udemy.com/course/uz-java-kiso/)
午後試験の選択問題にjavaを選んだため、その学習に。
端的に一言、めちゃめちゃ分かりやすい。
プログラミングの考え方を、初心者でも理解できるよう丁寧な例えを使って説明してくれる。
初心者向けのjava学習教材といったら、真っ先にこれをおススメする。
ただし、値段が高い。
1動画あたり数千円するし、全部で6動画ある。
見るにしても、他の参考書で勉強した後に、
特に補強したい内容について1動画だけ購入するのが現実的かもしれない。
※初心者向けのjava参考書は以下が有名。
スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)
①1か月目
・基礎知識のインプット・プログラミング学習を開始
未経験者の場合、プログラミング学習は余裕を持って始めることがオススメ
※あまりにもプログラミングが苦手と感じたら、
午後の選択問題は表計算を選ぶのも全然あり
②2か月目
・前半まで ~ インプットの残りを消化
この時点で、参考書1冊に書いてあることが大体分かるとGood!
※全てを理解・暗記する必要はなし
・後半以降 ~ 過去問演習 + アルゴリズム演習
過去問演習でアウトプットを開始。
最初は全然出来なくても問題なし。
どうせ同じ問題が何度も出るので、
出来なかったものは適宜解説を確認すれば、次には解けるようになるはず。
また、アルゴリズム演習は早めに着手しておくと、
苦手と分かった時の対策時間がとりやすい。
③3か月目
・過去問演習でアウトプットの繰り返し
最低5年分(春秋両方で10回分)はやっておくこと(解説の確認まで含めて)
余裕はあれば10年分ほど対策すれば、安心して試験に臨めるはず。
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以上が、筆者の勉強体験になる。
何か一つでも参考になるものがあれば幸いだ。
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