頭のゴチャゴチャは、「書く」ことで解決しよう

仕事術

毎日仕事をしていると、頭の情報量がパンクしそうな時がある。

マルチタスクで作業を要求されたり、一度決まった段取りが何度も変わったり、、、


1日単位ならまだしも、毎日・毎月忙しい状態が続くと、脳が疲労状態になってしまう。

物忘れやケアレスミスの増加が増えたり、思考がもやもやして処理速度が落ちてしまうなど、

パフォーマンスの低下にもつながる



そんな時には、

やるべきこと・考えた事を「紙に書き出す」ことがオススメだ


1.脳のリソースは有限である

私たちの脳が処理できる情報には、時間・量などに限界がある。

例えば、出かける時に

「帰りに卵買ってきて~」

なんて言われるのは、家庭ではよくある日常だ。


これが、スーパーに行く時のついでならば、ほとんどの人は忘れないだろう。

でも、仕事に出かける前に、

「仕事帰りに、スーパーで「卵と白菜と人参と醤油とお茶」買ってきてね~」

なんて言われたら、忘れてしまう人も多くなるはずだ。


これは、頭の中にある情報が、たくさんあればあるほど、

長く持てば持つほど、正確に処理できなくなる
からである。

さらには、情報の保管に頭のリソースが割かれて、

他のタスク処理能力さえ落ちてしまう
とさえ私は考えている。


だから、

頭の中にある情報を外に出してあげて、

リソースを解放してあげる


ことが重要となる。


2.全てを紙に書き出す

細かいタスク内容をいちいち覚える必要はない。

「覚える」という仕事は全部「紙」にやらせてしまい

私たちの脳には「考える」という別の立派な仕事をさせてやればよい。




朝に頼まれたお使い、今日中にやっておくべき仕事、今後の作業計画、、、、

紙に書いて一覧化してしまえば、それを見返すだけで良いのだ。


ポイントは、「作業プロセスを細分化して書きだしてあげること」だ。

お使いなら、

◇お使い
卵、白菜、人参、、、

資料作成なら、

◇会議調整
骨子検討、パワポ作成、レビュー依頼、修正、、、

といったように、ステップ・項目単位で明確に記載して、

完了したものは二重線などで消してあげる。

こうすると、やり忘れが無くなったり、何をどこまでやったかが一目で分かりやすくなるため、

手戻りの防止等のタスク管理にもつながる。


ちなみに、あるYouTuberさんが良い感じの書き方を紹介してくれていた。

良かったら参考にしてほしい。




3.電子メモはどうなの?

紙でなくとも、

スマホやパスコンにもタスク管理ツールはごまんとある(Evernoteだったり)。

極論、紙でも電子でも、情報を頭から出してあげることに変わりはないので、

正直個人の好みで使い分けるのが良いと思う。


ただ、私としては「紙」でのメモの方が好きだ。

確かに電子ツールには、

後から検索しやすい、他人と共有できる 等、管理面でのメリットがある。


しかし、私の場合は

いちいち「パソコンを開いて、アプリを開いて、文字を打ち込む」

という手順がどうにも面倒だ。

また、紙の場合、ちょっとしたイメージを落書きのように図示できる

ということもあり、頭の中を整理しやすいと感じたため、紙を愛用している。


4.まとめ

社会人になって、

そこまで大変ではないが、必ずやらなければいけない細かい作業

が増えたように感じた。

それらをいちいち頭で覚えようとしても、仕事は延々と降ってくるから

いつまでも頭のスペースは空かないし、次第には疲れてパフォーマンス全体が落ちてしまう。


細かいことは全部「紙」に食べさせてしまい、

せっかくの頭は「考える」ことに割いてあげよう。

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