【レビュー・感想】コンサル一年目が学ぶこと

仕事術

このブログで何としても最初に紹介したい本!!

それは ……

コンサル一年目が学ぶこと」だ!!! (ででん)


前に本屋へ行った時

この本で本棚1面が真っ青になってたな…

でも、自分コンサルじゃないし!

ってスルーし続けてたの、分かる人いる? (自分や!)


スルーし続けること数年、

kindle unlimitedで無料だったので いざ拝見!!

結果…

コンサルでない自分でも、いや、

コンサルでないからこそ、めちゃめちゃ満足できる内容だった。

というのもこの本、

コンサルに限らず、全業界の社会人が持つべき本質的なスキル・マインド

が載っている。

企業で働く社会人から、ゼミ・研究室に所属する学生まで

組織・チームで仕事をする時に意識・実践すべきこと

が具体的な方法も併せて コンパクトにまとめられている。

ぜひ一読して欲しいこの本を、以下で詳しく紹介していこう。

☆☆こんな人にオススメ☆☆
新入社員、もしくは社会人になって数年の人
頑張っているのに、上司や先輩からの評価がいまひとつな人
☆ 一生通用するビジネススキル・マインドを身に着けたい人
☆ 仕事のやり方をもう一度おさらいしたい人
 
1.本書の構成・概要

本書の構成は以下の通りだ。

第1章 コンサル流話す技術
第2章 コンサル流思考術
第3章 コンサル流デスクワーク術
第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド


はじめがきから参考書類の紹介を含めて合計281ページで、

それぞれ概要と事例、実践手法を簡潔にまとめている。


特にコンサル業界では

年次・立場が上の顧客に対し、相手の期待値を超えたプレゼンを行う

ことが重要だ。

その顧客とは、大企業の社員だったり、時には部長・役員にまでなるわけで…


つまり、

ハイクオリティなプレゼン・資料作成を行うため

新入社員が習得すべき、論理的な話し方・思考法やテクニック


が4章に渡って記載されているのだ。


でもぶっちゃけ、

どの業界でもプレゼンなり資料作成なんてするよね?(何なら学生でも)

そう、コンサルを出た人が色んな業界で活躍しているように、

将来どのキャリアを選んでも無駄にならないノウハウ」が詰まってるんじゃあ!!

……と私は思った。


特に

論理的思考に関する研修が少ない
コンサルが意識していることを網羅的に学習したい

そんな他業界のビジネスマンにはうってつけだ。

全部に触れていきたいところだが、さすがに長くなりすぎるので……

特に自分が興味を持った、期待値を超えるってどうすればいいんだろ?

ってとこを書いていく。


2.期待値を超えるには

上司から「資料作って~!」って頼まれて、

めちゃめちゃ頑張って提出したのに、反応が微妙だった…


こんな経験ない? 自分はありまくりだ (オイ…)


なんで↑みたいなことが起きるのかっていうと、

上司と自分とで、作りたかった資料 = 成果物 のゴールが一致していない

ことが原因だと思うんだよね。


例えば、

「プロジェクトの課題について、資料にまとめといて」

って言われた時、これだけで「Yes! Sir!」って答えちゃいけないと思うんだ。

・その資料は顧客向けか、社内向けか
・期限はいつなのか
・習うべき資料のフォーマットはあるのか
・課題だけでいいのか、対応状況まで考えて書くべきなのか

とか聞いてからやらないと、手違い・手戻りが起こっちゃうんだよなぁ (戒め…)。


つまり、

作業の目的とかクオリティとか、

相手が求めている成果を理解してないと、そもそも相手の期待値を上回れない

って前提があるんだと。


この本だと、

作業に取り掛かる前に確認すべき点
成果に行き着くまでの思考プロセス
+αで自分なりの提案をする方法

が具体的に書かれてる

もし自分みたいに、「上司の要求にクリティカルに答えられない!!」という悩みを持ってたら、

解決の一助となるかもしれない。

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3.まとめ
・全業界で使える社会人スキルの本質が、簡潔にまとめられている
・コンサルの持つ「ロジカル思考法・資料作成テクニック・マインド」が網羅されている
・作業に取り組む前に、相手の期待値を正確に把握することが大事


また本記事ではあまり触れなかったが、第3章・第4章の概要は以下の通りだ。

第3章:議事録・Office365 (パワポ・エクセル) の作成術、読書(情報検索)術

第4章:マインド面 (チームワーク、仕事への向き合い方など)




以上、「コンサル一年目が学ぶこと (著:大石哲之)」の紹介だ。

全ビジネスパーソンの土台にふさわしい本なので、気になった人は是非読んでみてくれ。


※ちなみに、「図解 コンサル一年目が学ぶこと (著:大石哲之)」なんて本もあるらしい。

こちらは読んだことはないので、参考として紹介させていただく。

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